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喪中はがきお役立ちコラム

続柄喪中はがきの文例

投稿日:2021年10月1日

小学校や中学校では書道の授業がありましたが、お礼状等を書く場合でもボールペンや万年筆を使う人が多く、大人になってからは毛筆に触れる機会が減った人が多いのではないでしょうか。

文字は心を表す、とまで言われているくらい、文字の大きさや太さなどによって与える印象が違ってきます。
文字の大きさと太さは毛筆なのか、ボールペンなのか、万年筆やサインペンなど使う筆記具によっても変わります。

年賀状は平安時代から続く日本の伝統文化のひとつであり、年に一度の交流方法です。
年に一度の美しい伝統文化だからこそ、筆記具に気を配り納得のいく年賀状を送ることを目指しましょう。

ボールペンのありなし

手軽に使える筆記具のひとつであるボールペンですが、年賀状にボールペンを使うことはマナー違反と考えられているケースがあります。
ボールペンは字が細くなってしまい、見た目が貧相になることが理由として挙げられます。
また日常的に使用される筆記具なので、手軽さと事務的なイメージがついてしまいがちなので、新年初めの祝い事に好ましくないとされています。
昔は必ず毛筆で書かなければならないルールがありましたが、現在はそこまで厳しいものではありません。
マナー違反ではありますが、時代の変化もあって友達や家族などの親しい間柄でしたらボールペンでも大丈夫とも言われています。
しかし、上司や取引先など目上の人に対しての年賀状は避けるようにしましょう。
マナー違反にならないためにも、なるべく後述する筆記用具を準備することを推奨します。

なにで書くのがいいか

全てを印刷しただけのものよりも、筆記具が何であろうと手書きメッセージを添えてあるほうが良い印象になります。
しかし、受け取った人の中にはボールペンを使って書いた年賀状を嫌う人もいらっしゃるので、ボールペンの他のお勧めの筆記具を紹介します。

毛筆で書く

年賀状に一番適している筆記具は毛筆です。
普段から書道をしていて毛筆で書くことに慣れているなら特に問題はありませんが、慣れていないと難しいと言えるでしょう。
慣れていない人は書道の際に名前を書くときに使用した、細字用の毛筆(小筆)を使用すると書きやすいのでおすすめです。

筆ペンで書く

毛筆に近い味のある字を書くことができ、炭や硯等を準備する必要もないため毛筆よりも手軽に使うことができます。
トメやハライなど、文字の強弱をつけやすいので綺麗な字を書くことができるでしょう。

サインペンで書く

タイプによって一本で二種類の太さがあるので、宛名には太いほう、差出人欄は細いほうなど使い分けることができるので便利です。
芯先がしっかりしているのでたくさんの文字を書いても太くなりにくく、年賀状を書く際に多くの人から利用されています。

万年筆で書く

ボールペンのように細いですが、ボールペンには無いペン先が特徴で、力の入れ具合や書き方で太さを変えることができます。
万年筆は字幅によって種類が異なり、年賀状に向いているのは「ブロード」と呼ばれる太字のもので、あて名書きに最適です。
味わい深い筆跡と、筆圧をかけなくても書くことができる疲れにくさから、年配の方や会社役員等に好まれています。

年賀状ではケースによってペンを使い分ける

年賀状に使うペンについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
ボールペンはマナー違反になるとは限りませんが、目上の方へ送る際には毛筆や筆ペンなどで書くようにしてください。
年賀状以外にも挨拶状を書く機会はあることでしょう。
毛筆や筆ペンで文字を書けると受け取った側の印象も違ってくるので、将来のことを考えて挑戦してみてはいかがでしょうか。

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